床の間のある町家(実測調査)

築約70年の一列三室型、玄関型の町家の実測調査です。
柱、土壁、漆喰、京間の畳や障子、等一般的な現代住宅では経験できない身体感覚(スケール感覚)、文化感覚、自然の光、温度等がある。

一年を通して体感しながら、70年以上残ってきたこの建物の芯の強さを研究しています。


玄関 漆喰に自然光が当たる
台所 板戸
京間の畳 
障子 外の光を反射させる
違い棚 狆潜りから光が差し込む
立面図
平面図
断面図
断面図
床の間 土壁の粒子が光を和らげる



床の間のある町家(実測調査)
用途  :住宅(長屋)
築造年 :推定1926-1946年(約80年)
建築面積:50.5㎡
床面積 :50.5㎡
仕上  :土壁、漆喰、畳、瓦